【知っているのか雷電】ニュース見出しが産んだ壮大なインターネットジョーク「アフガン航空相撲」

「アフガニスタンの航空相大臣、撲殺される」というニュースでもすごいインパクト

 その日のニュース見出しには確かにそう載っていた。
 「アフガン航空相撲殺される」
 アフガニスタンの民間航空観光大臣という聞きなれない役職のお方、アブドゥル・ラフマン氏がインドに外遊に出かけようとした際に、カブール国際空港でメッカ行きの飛行機の欠航に腹を立てた暴徒の喧騒の中で乱闘に巻き込まれ、多数に撲殺されてしまうというショッキングなニュースだった。
 まあ、聞きなれない大臣の名前を「航空相」としてしまったのもポイントであるが…
 「アフガン(男塾っぽい)航空相撲(男塾っぽい)殺される」
 こんな面白いネタ、あの連中が黙っていると思うかーッ!!

アンサイクロペディアでも髄一の面白さを誇る項目

 そういうわけで2ちゃんねるの連中がさんざこねくり回した。としあきたちはせっせと絵をこしらえた。色々あって、沢山の人の男塾イズムが炸裂した結果がこうである。

アフガン航空相撲

11世紀ゴール朝の頃、時の国王の命により
アフガニスタン各地より集められた武術、格闘技に精通した者を中心に
編成された近衛兵の間での力比べが起源と言われる。
最初は地面の上だけでの競技であったが、時を経て高いところからの攻撃や
空中に飛び上がっての闘い等時を経る毎に技が高度化し
現在のアフガン航空相撲の形地が完成した。
後の元による侵攻の際もアフガン航空相撲力士は圧倒的多数を誇る元軍の攻撃を
得意の航空技により簡単に粉砕したと伝えられる。
その際元軍が航空相撲を研究し、アフガンに対抗するためにモンゴル式相撲を
完成させたが、空中戦ができなかったため実戦に使用されなかったということは
あまりよく知られていない。

「民明書房 『フビライ怒りのモンゴル相撲』より」

当時の2chスレより引用


 こういうことになるのである!!その結実が
 「アンサイクロペディアによるアフガン航空相撲の項目」(コチラ
 である。もう、まとめとしてはそちらの方が真面目によく出来ている。

実はウィキペディアにも項目がある

 もちろん「インターネットジョークの一種として」である。まさか本当に存在するものとして出すわけはない。
 しかしこの壮大なジョークは、当時の名無し匿名掲示板文化層が
 「面白そうなネタ素材をこねくり回して大きくする」
 ことに大変長けていたことを意味する。壮大な嘘をこねくり回して遊ぶ行為は一見無意味だが、真剣になってバカをやらないとそれは大きく出来ない。まあ、この時は時期が時期だっただけに人数も多かったがゆえにこうなったのだろうか…。なおデジタル絵を描いた人などは一切不明だ。ひょっとしたら、それがその人の人生最大の花火だったかもしれないし、逆に今めっちゃ有名なあの人だったのかもしれない。

モルゲッソヨ騒動に思った今の白けた季節のにおい

 そういやこないだオリンピック終わりました。一部ではめっちゃ話題になりましたねー、あのへんな像、「モルゲッソヨ」。

 2ch民には一部これを面白がろうとする動きがあったものの、往年のマスがなく。ツイッターでは政治的な背景がどうだのと下手な勘繰りが続き、なーんかあっという間に忘れ去られてしまいました。
 アフガン航空相撲ぐらいこねくり回されて、先●者のようにプラモにでもなりそうな素材もいまや二週間で忘却の彼方かあ…ネットの成熟と取るか、単純に「シラケ時代に突入したまま帰ってこれなくなった」のか。まあなんだ、なんだかんだで歴史は繰り返す。ネット文化もまた火がつく日もあるさ。それを信じようじゃあないか。老人だもの、達観しているのである。たっかーん。管理人はAUユーザーなんで吉野家は行きません。たっかーん。

認定サイト名
アフガン航空相撲(のアンサイクロペディアの項目)
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%AC%E3%83%B3%E8%88%AA%E7%A9%BA%E7%9B%B8%E6%92%B2
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