【息抜きトークはまだ続く】どこまで自分は「幕末」のことを覚えているのか試される「銀河烈風バクシンガー」

なぜそうなったかがバンドの相方に訊かないとわからない

 岩国にライブしに行った後、帰りの高速で相方に言われた。
 「このまま今ハマってるんで『銀河烈風バクシンガー』ノンストップ上映会、ただし途中からですけどそれ流しながら帰ります」
 13話、芹沢鴨にあたるキャラが死んだ直後からのノンストップだという。
 J9シリーズを知ってるかい?必殺シリーズのエピゴーネンで始まって、3作ばっちり鳴らしたって言うぜ!昨日勤皇今日佐幕、昨日ホントで今日がウソ。雨は降る降る血の雨が、ばっさりと!どっちもどっちも!!この二作目は必殺で唯一真面目に幕末を描いた「必殺からくり人血風編」が長編だったら、を描いた作品かと思ったら、見てみるとこれ
 「わあ!アニメで作った幕末大河ドラマじゃねーか!!」
 ほんこれな。

思えば管理人の兄が中2の頃にやってたアニメだった

 バクシンガーのロボ、異様に思い出がある。

 クソたらこクチビルでカッコ悪い。でも兄はやたら見たがる。つか観てた記憶あるわ。なんかよくわからない小難しいくらいストーリー。観たいのはそりゃロボシーンだが、ロボシーンのためになんで小難しいシーンを見なきゃいけないんだろ?でも兄は興奮して見ていた。
 兄弟の学年差が4つ離れてたのね。なんで、兄は先に歴史教育を受けてたわけですよ。リアルタイムで観てたら、こりゃハマるよ間違いなく。新選組モノだし。中2でガンダムオタクだし。
 当時、家には録画ビデオがなかった。なものでバクシンガー見てた記憶がある。ロボの貌を見ながら「思い出した!!なんでか一緒に見てたやつだ!!」。しかし、今更実兄には訊けんなあ…何せ、これが本当かどうかわからんし。でも脳裏に「このタラコクチビル異様に思い出がある!!」なおバンドの相方は逆に、作法をわきまえてる長男で幕末詳しくない人だった。

こんなアニメまだ歴史習ってない子にわかるわけがない

 いやー、高速移動中13~20話くらいまで見たけど面白かった!!
 新撰組自体は主役にしにくい。史実では幕府に忠義を遂げ賊軍として悲劇的結末を遂げるし、真面目に暗殺者集団であったことがのちの資料で湧き出てくるし、何よりこの時期はまだあの幕末トップスター「坂本竜馬暗殺」が誰なのかが確定されておらず、新撰組関与説がまだ否定されていなかった時代である。そういや「必殺シリーズ」では映画「必殺!2」において新撰組に明石家さんまなどを配役させるほどの仕打ちを与えているほど。で80年代というのは安保騒乱も極左テロ集団も鎮まり、バブル景気も始まったところで世の中が革新的勢力を欲していた時代だ。「左翼的テロ集団」が国際的に股をかけて暴れまわっていた時代が60~70年代。人々は「刑事ドラマ」「大衆時代劇」「勧善懲悪特撮ヒーロー」といったものを欲していたが、世間が安定するとそれらは80年代前半くらいから少しづつ姿を消していった。

 (※龍馬暗殺の瞬間の貴重な写真。龍馬暗殺犯については犯人が「こなくそ」という伊予弁を使っていたという、生き残りの証言から伊予国の人間との説が現在は高い。この写真から読み取るにいっそうその説の説得力が増している。なお龍馬は三遊亭小遊三に似ている。)
 「新撰組」は70年代から司馬遼太郎の「燃えよ剣」のテレビ化から再評価が始まり、当時の大衆時代劇「影の軍団」でも、坂本竜馬(演・世良正則)の暗殺は新撰組の関与説は一切避け、亀石征一郎率いるよくわからない忍者軍団が悪いことになっていた。バクシンガーでも「燃えよ剣」に登場するオリジナルキャラ・七里研之助にあたるキャラが登場するなど司馬史観の影響は強い。「忠義を尽くす義にあついサムライ像」としてバクシンガーロボは非常にオッサン顔である。

 (※世の顔を見忘れたか?とかいかにも言いそうだ)
 ちなみに自分の幕末史観は本宮ひろ志「猛き黄金の国」に依るところが大きい。偶々何故か親が好きで買ってたからである。良くも悪くも坂本竜馬の「武器商人」としての生きざまを、三菱創設者岩崎弥太郎を主人公に置いて描いていた。主人公岩崎は明治期に三菱を創設するので物語は当然明治まで続くが、あの大河ドラマ「竜馬伝」で竜馬を回顧するとして登場するキーマンである。漫画作中では戦争や刃傷沙汰そのものも馬鹿馬鹿しいものと描いていた。と同時に経済活動も、戦争と同様血が流れるものであるということを思い知った。「経済戦争」も「武力戦争」も同じくらい血が流れる。自分の人生観に少しばかし影響を与えた。
 バクシンガー、見てると案外この作品に近い「武器の買い付けのシーン」「経済戦争に翻弄されるプロット」がめっちゃ多く、そこまで大河ドラマ的なことを子供向けアニメでやらんでも、というシーンが頻出。時系列の齟齬、一部隊員の脱退の省略などはあるものの、幕末モノで大事なとこである「経済戦争」を盛り込んだ野心的な作品。当時小4、まだ歴史やってない子供に分かるわけねえだろうがよ!!しかしまああのオッサン顔のロボが出るまで我慢してみてた、うん。まあ母親にとっては助かったろうな~。「あ、兄弟がアニメみてら。助かり、他の家事でもすっか」。
 それにしても当時兄は中2。リアタイでめっちゃ面白かっただろうな~!

 
(※インタビューに答えるバクシンガー…に似ている人。確かにちょっと似ている。)
 
なお、このバクシンガー一挙放送はほぼ山口県地方で行われた。つまりロングー星地方で視聴していたことになる。かなり危険な行為だったと認めざるを得ない。

で、サイト作業はよ

 …今日も息抜きで更新してしまった…!!

スポンサーリンク
レクタングル大広告

シェアする

フォローする

facebookページにも「いいね!」をお願いします
この記事をお届けした
インターネット老人会の最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!
スポンサーリンク
レクタングル大広告