【KCさん追悼】インターネット黎明期からフランスで下積み…稀代のミュージシャン・レ・ロマネスク!!

管理人さんの私情なのだ、アライさん並みにごめんなさいなのだ

 レ・ロマネスク(ミュージシャン、公式サイトはコチラ)はいつかこのサイトで取り上げたいと思っていた。だがいろいろ大人の事情で取り上げにくい事情があって先延ばしにしていた、いやいっそ取り上げないのが正解だと思っていたのだ。だが。


 今日はレ・ロマネスクファンヌを増やしたい。KCさんが…KCさんが!!

凝ったPVでインターネット戦略、の最初の日本人

 実は黎明期に音楽ランキングサイトをやっていた知人がおり、その人経由でフランス渡航以前、日本時代の「ロマネスク石飛と揉み上げホテル」のライブ動画を見たことがあった。
 当然ブロードバンドの時代ではないので、2分程度の動画でも「長~いダウンロード時間」を要して、出てきたのは30秒ほどの画質の粗いライブ動画だったのだが。
 呆れるほどの馬鹿パフォーマンスの連続だった。が同時に「これは売れる!」と直感で感じさせる何かがあった。この活動内容まではいま公式サイトなどには一切触れていないので、黒歴史というやつだろう、これ以上は野暮。しかしある日「リーダーのフランス渡航で活動を休止します」のお知らせが。がーん!!
 
東京時代でライブも目撃していたような、昔を知る方のブログが多少見つかった。(コチラ

 …と思いきや!!フランスからまた、2人組ユニット「レ・ロマネスク」として地道なライブ活動と凝ったPV戦略(※短い動画をダウンロードする形式だった)からスタートし始めたのだ!!そしてフランスでは「ちょっと変わった日本人タレント」として活動。やがてYoutube時代になり、人気は爆発的なものになる。 このあたりはこちらのブログ(コチラ)に詳しい。

 ちなみに石飛さんの実家は珍味屋だそうだ。金持ちではないだろう。


 そう、あの「なんちゃらゴットタレント」「スーザン・ボイル番組」のフランス版に出演、見事グランプリを獲得してしまう。なお歌詞の内容は「フランスって素敵ね、~(以下文句)~、クソッタレ!」というものだ。
 フランス時代ではダフトパンク(中身)と楽屋で下積みをしていたらしい。また管理人さんの親友のミュージシャン「Alek et les Japonaises」(※こちらはベルギーで最も知られている日本人かもしれない)とも親交があったようだ。


 「Alek et les Japonaises」はレ・ロマネスクの「戦友」的存在だったようだ。

東日本大震災後帰国、主な拠点は日本


 ほぼ日刊イトイ新聞(コチラ)などにも出て語っている通り、本人たちはあくまで生活ために必死に活動してきた、ここまで売れるつもりはなかった、オファーを断り切れずに続けてしまった、いやむしろ音楽家なんぞになるつもりはなかったと語るTOBI氏。
 けど歌詞のセンスといい、ムード歌謡風の謎の音楽性といい、それに「何年間も地下牢に幽閉されていたフランスの王子がライブする」という設定からそれを貫き通す姿勢といい、とてもじゃないが
 「周りがほっとくわけないだろう!!」
 ってくらい、このひとは才気にあふれかえっている。フランス時代も日本特撮好きの集団が作った自主映画「フランス戦隊フランスファイブ」の主題歌・出演オファーを引き受けているし、かと思えば名画「男と女」の俳優ピエール・バルーのレコ初ライブのスペシャルゲストになってるし。先に紹介したブログ(コチラ)にも載っている。

 リンク切れの紹介文を貼っているが、実は飛ぶはずの先は管理人のおれが「プロバイダ解約したらホームページが消えた」というボーンヘッドを犯して消えてしまったサイトである。大人の事情でそのサイトは(データはHDDに残ってるけど)封印させていただく。
 1/30に亡くなった「第3のロマネスク」ことKCさんはとは10年来の付き合いだそうだ。
 日本に帰ってきても「凝ったPV作戦」は続く。


 Eテレ「お伝とでんじろう」レギュラー、おめでとう。

 2017/10にはアルバム「レ・ロマテラピー」発売。これからって時だった。

ライブ中に「写真撮影OKタイム」があるのはレ・ロマネスクとカシミールナポレオンだけ!!この写真は福岡公演の際に撮った。後ろにいるのがKCさんだ。謹んでご冥福をお祈りしたい。

 
 バーテン役はKCさんだ。惜しい人を亡くしてしまった…。レ・ロマネスクの皆さんの心中、はかりしれないものがある…。

歴史を振り返ると実に、ネット戦略がことごとく当たっている奇跡

 こういうのを「商才」というんだろう。
 本人の預かり知らぬ間に備わっているものがにじみ出た結果が今の活躍に結びついているのだと思う。
 ここまで述べたとおりのレ・ロマネスクの超古参ファンヌである管理人は、実の母親からCAD仕事を時給800円残業代なしで安請負する姿を見て真顔で面と向かって
 「ほんっとあんたは、商才がないね~」
 と力強く言われたことがある。…教えてくれ、商才とは、何ぞや!!もう一回彼らの軌跡をちゃんと見直してみよう…。最後は、まだ向こうでもインディーズ時代に、向こうのテレビに出た時の様子。見りゃわかる。これが「商才」だ。

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コメント

  1. 捨四 より:

    ご存じだったらごめんなさいですが、TOBIさんは現在沖縄のRBCラジオで「ロマネスクTOBIのめんそ~レレレ!」というレギュラー番組を持っています。昨年末に沖縄へ行ったとき、那覇市内でRBCラジオ主催の屋外イベントをやっていて、他のおもしろ音楽系パーソナリティー(護得久栄昇とポニーテールリボンズ)と一緒に出演していました。TOBIさんは頭にハイビスカスを挿していました。物腰のやわらかい感じが印象的でした。

    • ニシジマオ より:

      ラジオの件は章立ててたんですが、割愛してしまいました。終演後にアレックエレジャポネーズの話をしたら、TOBIさんが営業スマイルを忘れて「何々!アレック知ってるんだ!パリでも一緒にした!ブリュッセルでも…」とまくし立てはじめてビックリしたのを覚えてます。本当に、フランス時代は大変だったんでしょう。実は大昔のあの紹介記事書いた後「ひょっとしたら俺が書いている記述以上に本人たちはもっと大変な思いをしてるのでは?」と引け目を感じておりました。福岡公演に来た際、温かく迎えてくれて有難かったです。偶然というのは重なるものでKCさんが亡くなった日に宇宙サービス(管理人バンド)も二人になってしまいました。