社歌FLASHが最初だった気がする
いやねー、まさかの展開だよね。
最初に見たのは、いわゆる当時のHTML型まとめサイトか、ひょっとしたら当時の芸能通でのタレこみだったかも。そうそう、Web1.0時代の「お父さんのための芸能通クイズ」って、ちょっとしたまとめサイト的役割もあったのは覚えてるな。
当時の会社ホームページのトップに衝撃を受けたわけですよ、みんな。覚えている人はまあ「ああ、あの曲か」で済むんだが、知らない人は度肝を抜かれたまえよ。
これが社歌!!
タモリ倶楽部、CDTV、その他もろもろ…
社歌を作ったのは萬Z(量産型)さん。現在はmanzo名義で、作曲家として大活躍中だ。直近では…舞台「弱虫ペダル」の音楽なんて担当してる!舞台音楽なんてよっぽど作曲の引き出しないとできない仕事だよ!!…とまあ、そんなこの人が食えない下積み時期に派遣社員として小さな解体業「日本ブレイク工業」に所属していたことから話は始まった。
この社歌が一通りネットで盛り上がったところで「タモリ倶楽部」がまず取材に訪れ、その後CD発売が決定!
TBS「CDTV」では「来年ブレイクしそうなミュージシャンをみんなで投票しよう」という企画をたまたまやっていた。「ブレイク」だもんね…そう、一部の2chねらーが有志を募って投票作戦を開始!!本当に1位を獲ってしまった。本放送時、なんかだるーく、むっちゃテンション低いナレーションで紹介してたの覚えてるな…。
こちらはそのCDTVで気まずーい雰囲気の中流れたPVにも出ていたダイヤモンド勝田さん。なんと今や大河ドラマにも出演の現役の俳優だが、当時はこの会社の社員だった。
パチスロにもなっているようだ。
まさかの会社がブレイク
はっきり言えば小さな土建解体業の会社に沸いたネットバブルである。それは必然なのか、そこにちゃんとした人がいなかったのか。
突然のサイト閉鎖とともに、とんでもないニュースが!!
ええー、何これ!!
サスペンスドラマとかでよくあるやつじゃん!!
「人は大金を手にしたとき、本性が出るのです」
みたいなこの結末…!
こんな話を御存じ?(CV:喜多村英梨で)
ブラジルのある街で昔、廃病院からとんでもないものを盗んだ解体業の男がいました。きっと高価なものと思ったのでしょう。ふたを開けてみると中にはほんのり光る面白い物質が入っていたそうよ。でもそれの価値がわからず落胆した男は家に持ち帰って、高くは売れそうにないけど近く開催されるカーニバルのときに使おうかなんて言いながら、男の妻子は大はしゃぎで体に塗りたくって遊んでたそうよ。
「それ」は実は高放射線物質・セシウム137の粉末。
結局この被ばく事故で4人が死んだそうよ。不思議なことに男は妻と娘を失って、生き残ったそうよ…。
奇しくも同じく解体業を営む会社に思わぬ形で降って湧いた大金というのは、ひょっとしたらこの一家が手にしたセシウムのようなものだったのかもしれませんわ…。
この経理の母子のその後など、まあおそらく裁判沙汰になりどこかに判例として転がっているのでしょうが、まあネットのニュースになっている以上いい目に遭っているとはとても思えず、調べる気は全く起きません。
流石本人の歌唱は違うね~
さて会社はなくなってもカラオケではバリバリ歌える。ライブも披露しているようだ。
桃井はるこのツアーだって!