【時刻表めぐり地獄篇】君はシベリア鉄道の時刻表を眺めたことはあるか?【中毒性あり】

ロシア鉄道の時刻表は…なんか、色々凄い

 前回「冒険かなあ」と思っていた長崎バスの記事を扱ったところ予想外に好評で、今回は世界編ということで。
 「シベリア鉄道旅行記」みたいな日記サイトやブログは黎明期からいくつか散見されるのですが、その時刻表サービスももちろん当然存在する。(コチラ)、トップからはなんのこっちゃいなのである駅の時刻表(コチラ)からスタートしよう。

 なんのこっちゃい、ロシア語など知りようのない我々には!
 なおこれはかのウラジオストック駅の時刻表である。日本に一番近い街ということで親しみもわくのではなかろうか。

一日1往復のローカル線がいっぱい

 0:54着という一行目の電車か汽車か知らないのは「ソヴェツカヤ・ガヴァニ」という港町との一往復の夜行列車だ。路線はこんな。(”маршрут на карте”を押すと運行地図に飛べます)サハリンの対岸の港街である。

 ソヴェツカヤ・ガヴァニ駅からの発車時刻はこんな感じ。

 9:47分に始発地発車。…でもまあ、考えてみ?画面上でのあの北海道の大きさ。しかも鈍行列車よ?所要時間は…

 はい日をまたいだ!!聡明な方なら読み取れると思うが、途中の駅で1時間強休憩している。この駅は「ハバロフスク」だ。高校地理を選択していたら出てきた街ではないだろうか?ここはここからかの「シベリア鉄道本線」と分岐している場所でもある。

 ほぼ1日と15時間くらいをかけてウラジオストック到着。
 本当に一日一往復なのか?ということで途中駅の「クン」駅の時刻も見てみた。(コチラ

 やっぱ一日1往復。

 この駅、2本しか来ないよ…本当に。

実はキリル文字はめっちゃ表音文字、英語よっか読みやすい

 キリル文字は実のところめっちゃ表音文字。
 あ=А,а
 い=И,и
 ぁぃ(ニュアンスで)=Й,й
 う=У,у
 え=Е,е
 お=О,о
 ゃー(ロシア語では母音扱いなのだ)=Я,я
 ん=Н,н
 これらを覚えておけば、あとは子音はニュアンスで読んでいけばだんだんわかってくる。「にゃー」をキリル文字で表記すると「Ня」。ちなみに実際にこの名前の駅がある。うまくこのサイトを手繰って手繰ってみれば、わかるかもしれない…ヒントは、バイカル湖の近く。

 アイキャッチ画像にしたこの画像はこの旅行サービス会社のトップページだが、左の画像は「イタリアのコモへの旅の案内っぽいな~」と読める。問題点は、いったんキリル文字モードに頭を慣らすと「H」を自動的に英語の「N」として認識してしまうのが悩みどころだ。

モスクワへの道は果てしなく長い

 ウラジオストック駅から一日一往復、6泊7日で走るシベリア鉄道特急便。地図で見ても、流石に日本小さいと思わざるを得ない。

 客扱いをしているかは謎なのだが、週に一度実は北朝鮮行の列車も走っている。

 スケールがデカすぎる。流石はおそロシア。

そんなロシア国鉄のこれからの野望と展望

 大学受験で「地理」を選択した人なら必ず習う「バム鉄道」「ヤクーツク鉄道」。実はヤクーツク鉄道の方はまだ未完成でずんずん建築中なのである!!もちろんこのサイトで時刻も調べることができる。ヤクーツクの手前、トンモトという街までが現在の終点だ。一日1往復。

 駅周辺はこんな感じ。

 当然のごとく建設は続いているというか、実は…

 結構先まで完成していたりする!!

 現在実は水色の部分の試験列車運行を繰り返している段階らしい。しかし旅客営業に踏み切らないのにはちょっと理由があって。肝心のヤクーツクまで行くのに、レナ川という大河を渡る架橋技術工法がまだ決定できていない。というのもこの川、結構な大河のくせに冬は凍る、夏は雪解け水で大水。人類がそんなとこに橋をかけたことがない状況なので、どの工法を使っても何が起こるかわからない。一度は「トンネルで行く?」ぐらいまで差し戻されてもいるらしい。「ここほどの永久凍土のトンネルはやったことがないから掘れるかわからない」と却下された模様だ。以上ロシア語のウィキペディア(翻訳)を必死に読んで進捗は理解できた。

 ちなみにロシア国鉄の偉大な計画は最終的にオホーツク海の港町・マガダンまでの延伸らしい。こうまでして路線を延伸する意味は?と聞くと一言「地下資源」である。この赤の部分には沢山の金属鉱山がいっぱい。またこの辺りはツンドラ気候。特性上夏は未舗装道路は泥道になり大渋滞が発生するのだという。なので、実際のところ水色部分ももう実用されていると思われる。現終点のニジェニーベスチャには、もう立派な駅舎が立っている。

 トンモトの写真。駅前にはレーニン像だ!!

ここから先はぜひ自分で色々探してほしい

 世界最北端の駅やら。
 一週間に一本しか走らない支線やら。
 オリンピックあったソチってこんなとこなのか!とか。
 直訳すると「プラットホーム145Km地点駅」(周りに家がある)とか。

 ロシア国鉄、ハマるとめちゃくちゃ面白い。沼…沼だよ…ククク…

認定サイト名
В Отпуск.ру(ロシアの旅行検索サイト)
https://www.votpusk.ru/
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