【ミュージシャンは】リアルオーディオ、MP3の登場…音楽配信の黎明期【苦労したのだ】

高音質で音楽配信すらできなかった時代

 インターネット老人どころじゃなく、30代後半からの世代は「音楽が高品質になった時代」を体感している。いわゆる「コンパクトディスク」・CDの登場だ。
 音楽を聴く媒体は、昔はレコード・カセットテープといったものが媒体だった。
 これらの機器は物理的な方法で音を鳴らす仕組みであったから、何とも言えないノイズが入る。通には「温かみ」を感じるものなのだろうが、昔の音源というやつが「こもって聴こえる」というのはこれが原因。
 CDが流通しだした時のポップスやロックアルバムを聞くとやたら高音がキンキンしている。
 でもあの音が当時新しかったのは事実だ。「イカす!バンド天国!!」の時代だ。

PCは実はアマミュージシャンに革命をもたらしている

 廉価なDOS-V機が組めるようになり、Windows95が出回ったころから、音楽制作はPCでかなり容易に出来るようになった。このままインターネットで音楽も配信できるんじゃね?
 …いや、音データって、そもそも…、重い。

 (4分くらいの生WAVでこれくらいの大きさ)
 当然だが高音質になればなるほどバイト数は大きくなる。
 ネット上で音楽配信をやろう、という時最初に好まれたのは、比較的高音質で軽く圧縮する形式ファイル「リアルオーディオ」形式の登場がおそらく最初だ。
 黎明期のアマチュアミュージシャンサイトの多くは使っていたのではなかろうか?
 直後に登場した「.mp3」の登場によって「.rm」はその座を降りることになったのだが…。

 なおリアルプレイヤーの方はまだまだ現役だ。

MP3躍進の陰に、あの事件がある

 MP3は非常に普及は早かったのだが、これには一つのきっかけが存在している。1999年にアメリカで起きた音楽共有サイト「NAPSTAR」の登場とその騒動だ。
 「おい、このMP3とやらの音質の劣化しなさぶりよくね?」
 「うそーん、劣化はするがここまで軽く出来んの?」
 「それより音楽の共有って…もしかしてCDとかの楽曲とかもネットで勝手にアップできんの?」
 「みんなー、家にあるCDとかの音源共有しようぜ!!」
 このNAPSTAR問題はまあ日本で起これば「こんにちはJASRACです。カネ払え!銭出せゴラァ!!」一発で逮捕案件だったのだが、流石アメリカは「ネット上のファイルの共有システム技術」としてはこれを評価。著作権無視についてはアメリカレコード協会が提訴し敗訴後会社は買収、今は普通の有料の配信サービスとして生まれ変わっている。日本版も実はあったそうだが2010年に撤退している。

しかし、アマチュア音楽家にはいい時代になった

 今じゃYoutubeの動画配信も簡単だし、生WAVもSOUNDCROWDに投げ込んでも重いとか文句言われないし。それがスマホで聴ける時代やで!!

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